中津川に古くからある作り酒屋

中津川の街なかに古くから建つ酒蔵｢はざま酒造｣。 酒蔵ときいて、どんなところなんだろう？と、伝統があって敷居が高いイメージを持っているのは私だけではないはず。

酒は玄米を白米に精米し蒸すところからはじまります。
蒸した米に【1】水と酵母を加えた酒母、【2】麹、【3】仕込水を加え｢もろみ｣にします。
これを醗酵させ、｢完熟もろみ｣にし、搾ると｢ふな口｣とよばれるにごったお酒ができます。（搾った残りが酒粕になります。）それをろ過すると、生原酒になります。（生原酒はお酒のおおもとになります。）
生原酒に火入れ（熱殺菌）やろ過をし、加水して清酒が出来上ります。
はざま酒造では地元産の米と、空気、水、気候にこだわり、地元の人で日本酒を作り続けています。

代表的なお酒は、
生原酒を生かした『恵那産 吟醸生原酒 涼』
生原酒をろ過、いちばん飲み頃に出荷される数量限定のお酒『旬』
生原酒をろ過・割水瓶詰めにした『生酒 五味饗宴』など。

はざま酒造では醸造だけでなく、併設された酒游館(しゅゆうかん)を訪問することができます。
ここでは、昔の酒造道具を展示し、奥に設置された、本物の酒蔵も見学できます。
（大きな木の酒樽がいくつもあると思いきや、現代はタンクの中で醸造されていました。）

酒游館では、訪れたついでにきき酒もできます。
お酒好きの方はお試しあれ。（ただし車の運転は厳禁で。）

はざま酒造では会員になると、お得な限定酒情報が届くメールサービスを配信しています。
吟醸生原酒や貯蔵熟成された、一般の酒屋さんへ出荷される以前の貴重な限定酒の販売情報をゲットできます。
※詳しくは、はざま酒造WEBサイトの｢酒造情報会員登録｣から登録を。