トップへもどる>いいもの見つけ隊バックナンバー>~vol.053「冬は屋内施設であそぶ!」
>山岡陶業文化センター
山岡陶業文化センター |
恵那市山岡町は古くから陶土の採掘がさかんで、良質な陶土の産地だとか。
身近なところでは電線の碍子(ガイシ)や衛生陶器などの原料として
活躍しているそうです。
この施設は心安らぐ環境の中での交流と、この地の陶土も使用した陶芸を自由に楽しめるように建てられました。
1年に1度秋に本格的な登り窯で、3日かけて窯を焚くイベントがあり町民のボランティアで行われています。
陶芸教室はチケット・予約制なので、自分にあったタイプで陶芸作品にトライできるのが嬉しい。親子で体験できます。
生徒さんはそれぞれ自由に製作できます。土練り作業中。 | ろくろの作業。慣れるのが一番のようです。写真は先生の手です。 | ろくろは各人1台用意できます。じっくり作業できます。 |
うまくいかない時でも、先生がやさしく教えてくれます。 | こちらはたたらで器作り中。 | たたらは専用プレス機で自分たちで用意します。 |
だんだん器っぽく出来上がってきました。 | 線で装飾しているもの。何が出来上がるのかな? | 作業を次回にという場合は、専用保管所で各自乾燥対策をします。 |
出来上がった作品は乾燥棚で窯に入る日を待ちます。 | 専用窯は3台、作品数が一定量になると焼かれます。 | 釉薬は12種。 |
素焼きした器の上に釉薬をかけ乾燥。 絵付けもこの時点で行います。 |
完成。こちらは先生の作品。美しいです。焼き上がった作品は持ち帰ります。 | 他の人の作品鑑賞もでき次回作品の参考にもなるのです。 |
●チケットコース・フリーコース・体験コース利用料金
釉薬は12種
土…有料が4種類/無料が2種類
チケットコース・フリーコースは手びねり、ロクロ、タタラ造り等の成形から下絵、釉薬掛けまで全て自分で行うコースです。
体験コースは気軽にチャレンジしたい方のためのコースです。(遠方の方には作品を着払いで発送できます)
体験コースの人で作品完成までに約1ヶ月ほどです。
コース名 |
回数 |
料金 |
焼成料 |
粘土 |
チケット有効期限 |
その他 |
|
チケットコース |
5 |
5,000円 |
1g1円 |
山岡白・赤 荒目白・赤 |
無料 2kg 300円 |
5ヶ月以内 |
|
フリーコース |
1ヵ月 無制限 |
10,000円 |
1g1円 |
山岡白・赤 荒目白・赤 |
無料 2kg 300円 |
申込み月の末日まで |
|
体験コース |
1 |
1,800円 |
料金に含 |
山岡粘土1kg |
作品2点まで |
●子供料金(中学生以下) 5回/3,000円(焼成料別途、山岡白・赤無料)
●開館時間は午前9時から午後5時までです。(土日祝祭日午後4時)
●1回の作陶時間は2時間。事前に予約が必要です。
開校日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
日 |
午前 (10時~12時) | ○ |
○ |
○ |
休館日 |
作業日 |
○ |
○ |
午後 (1時~3時) | ○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
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夜 (7時~9時) | - |
- |
- |
○ |
- |
- |
周辺は広大な陶土の採集現場があり、切り出した山をバックに陶業文化センターがあります。陶芸製作に適した静かなところです。年に一度、秋に先生と生徒さん、ボランティアの方々で登り窯を焚き、お祭りを開催します。
ここの目印のオブジェかと思いきや、本物の碍子(ガイシ)です | 陶業センターの並びにある山岡陶業ギャラリー。 | ギャラリー内では山岡陶業の歴史や、ゆかりの品などの展示。 | 衛生陶器の紹介など。 |
こちらは、屋根付きの登り窯。階段状になっています。年1度に「登り窯秋祭り」が行われます。 | 窯の炎は上へ上へと登っていきます。屋根の煤がすごい。 | 部屋状の窯に作品を入れて、焚きます。作品数1,000点!500束くらいの薪を使うとか。 | 登り窯の内部。3日かけて焚かれる壮大な窯です。 |