トップへもどる>いいもの見つけ隊バックナンバー>vol.062「森の中の楽器工場」
森の中の楽器工場

マンドリンができるまでを見せてもらいました!
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スタート 01 02 03 04 05 06 07 08 09
窓の外はすぐ森。心地よい風が吹いていた工場内。
ふだん見ることのない型や道具がいっぱい。
これはコントラバスの枠?
チェロからバイオリンまで大小さまざまな楽器たち。
アーティスト特注のバイオリンは黒地にさくらの絵入りでした。
この3歳児〜用のバイオリンが一番小さい!教材としても魅力的。
サウンド エナのホームページもどうぞ。Webではマンドリン・マンドラ・マンドセロを扱っています。

恵那で楽器が作られていた

笠置山のふもと恵那市中野方町。
恵那インターから車で20分ほど走った、畑と民家に囲まれた森の中にある楽器工場をたずねました。
恵那楽器(株)は、バイオリン生産量日本一を誇ります。

会社の歴史は、戦後から始まり、鈴木バイオリン製造(株)のバイオリン、マンドリン、コントラバス、チェロを製造してきました。
知る人ぞ知る楽器工場です。

今、力を入れている楽器は、哀愁ある音色を奏でるマンドリン。マンドリン
マンドリンはイタリア生まれの弦楽器。日本では古賀メロディなどでもおなじみでしょうか。
ちょっぴりもの悲しい音色に魅了される人も多いとか。楽器のデザインも趣があってすてきです。

楽器たちは、すべてパーツから製造されており、沢山の職人さんの手を渡り、気の遠くなる工程を繰り返し完成します。
完成までに、約1ヶ月!を費やします。

今ではその高い技術を生かし、オリジナルの自社製品の開発にも力を入れているそう。

森の中の環境抜群の楽器工場には、音楽好きで、自分でもバンドを組んでいる!という若い職人さんもおり、楽器作りに誇りと情熱をもって取り組む様子が感じられました。

恵那楽器(株)の販売部門、
(株)サウンド エナでは、オリジナルのマンドリンをWEB上で買うことができます。
手にとって、癒しの音色を奏でてみて。

社長楽器完成までは、すべて職人さんの手がかかっていました

・ボディの成形 〔木製パーツを熱し、型に沿って貼る→乾燥→ボディ側面の彫り→磨き→表板接着〕
・ネック部分の成形〔手でひとつずつ彫ります〕
・ボディとネックの接着→ベース完成
・塗装→磨き→塗装→乾燥
・ネック部分の糸巻きなど仕上げのパーツ装着→弦を張る→検品チェック→完成
希望があれば、工場見学もできます
地図

(株)サウンド エナ DATA

【住所】〒509-8231 岐阜県恵那市中野方町2557
【電話】0573-23-2120/0573-23-2311
【FAX】0573-23-2426
【E-mail】soundena@enat.org
【URL】http://www.ena-mandolin.co.jp/index.html
【営業時間】am8:00 〜pm5:00
【定休日】土・日・祝日

周辺の様子はstaff Blogでもご紹介しています。