トップへもどるいいもの見つけ隊バックナンバー>vol.023 おいしい豆腐は手作りでないと
御豆腐(おんとうふ) 御豆腐(おんとうふ) 御豆腐(おんとうふ) おいしい豆腐は手作りでないと
おいしい豆腐は手作りでないと
豆腐作りを見せてもらいました
大豆の香りと甘みが濃縮された本物の豆腐

ほんとうにおいしい豆腐をつくる秘訣。それは、「良質な国産大豆」「澄んだ水」「天然のにがり」この3要素が必要不可欠。もちろんこれに作り手の勘と経験が備わらなければおいしい豆腐はできません。
中津川にそんな豆腐があるとお聞きし、取材させていただいたのは、ここ「中島豆腐店」さん。豆腐屋の朝は早く、取材させていただいた日は朝4時半から仕込みを開始。早いときは3時からの時もあるという。
「おいしい豆腐は機械では絶対に作れない。手作りでないと。」そう言い切る代表の中島昇治さん。
豆をつぶしたり加熱するといった基本的な加工以外はすべて手作業で行うため、機械による大量生産が必要なスーパー用の豆腐は作れなくなったと話す。大豆の品種は富山・石川県産の「エンレイ」、岐阜・愛知県産の「フクユタカ」といういづれも国内で低農薬栽培されたものだけを使用し、にがりは伊豆大島産の「海の精」それに最近、種子島の海水にがりを加えるようになったらますます口当たりのやわらかさが増しておいしくなったという。水はここ恵那山麓の中津川市手賀野の伏流水にいきついた。この地元の水のphがたまたま豆腐づくりに最適だったのは不思議な話。
原料となる国産大豆
天然にがりを加えているところ
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蕎麦掻豆腐 御豆腐(800g)  893円
 蕎麦挽豆腐  1,103円
 柚子豆腐    1,103円
 金胡麻豆腐  1,103円
 黒胡麻豆腐  1,103円

御あげ      368円
香味御あげ   546円

こだわりの豆乳  豆乳      420円
高級デパートから本物志向の一般のお客さんまでファン層は幅広い

この豆腐一丁(約800g)に使用する国産大豆は約300〜400gというからその味の濃さが想像してもらえるだろうか。中島さんは「うちの豆腐は日本で一番濃い。」と言う。
ちなみに使用する国産大豆は1表につき18000円前後と一般的な輸入大豆のおよそ5倍の価格。「だから1丁800円と言うとはじめは『高すぎる』となかなかお客さんが寄り付かなかった。」と苦労を話す。

それでもおいしい豆腐にこだわり続けた結果、高級デパートや、老舗旅館など、そして本物志向の一般のお客様の間で着々とファンを付け、やっと良さがわかってもらえるようになったという。実際、「昔の豆腐の味がする」と、週末などはわざわざ名古屋方面から工場へ買い求めに来る方もみえる。また、豆乳は原料として地元の菓子店などにも卸している。

代表 中島昇治さん「中津川は水もおいしいし、食べ物もおいしいとても恵まれた土地。特に和菓子や栗きんとんが有名やけど、これからは豆腐でも有名な町にしたい。」と中島さんは熱意を語る。

区切り線
豆乃匠 中島豆腐店(ナカシマトウフテン)
住所 岐阜県中津川市手賀野字小向井455-10
TEL 0573-65-2591
FAX 0573-65-3572
営業時間 AM9:00〜PM6:00
定休日 毎週月曜日、その他不定休あり
※営業しているときもあります。お急ぎの方はTELしてみてください。
URL http://www.nakashima-toufu.com/

「中島豆腐店」のお豆腐はこちらで買うことができます
(2004年8月現在)
丸栄デパート
・ハロードゥ名東店(ハローフーヅグループ)
大阪タカシマヤ(2004年10月13日(水)からの「味百選」に出店)
スーパーチェン主婦の店 中津川店 スマイル
(なもねっと加盟店ページはこちら)
・中島豆腐店

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