恵那で楽器が作られていた
笠置山のふもと恵那市中野方町。
恵那インターから車で20分ほど走った、畑と民家に囲まれた森の中にある楽器工場をたずねました。
恵那楽器(株)は、バイオリン生産量日本一を誇ります。
会社の歴史は、戦後から始まり、鈴木バイオリン製造(株)のバイオリン、マンドリン、コントラバス、チェロを製造してきました。
知る人ぞ知る楽器工場です。
今、力を入れている楽器は、哀愁ある音色を奏でるマンドリン。
マンドリンはイタリア生まれの弦楽器。日本では古賀メロディなどでもおなじみでしょうか。
ちょっぴりもの悲しい音色に魅了される人も多いとか。楽器のデザインも趣があってすてきです。
楽器たちは、すべてパーツから製造されており、沢山の職人さんの手を渡り、気の遠くなる工程を繰り返し完成します。
完成までに、約1ヶ月!を費やします。
今ではその高い技術を生かし、オリジナルの自社製品の開発にも力を入れているそう。
森の中の環境抜群の楽器工場には、音楽好きで、自分でもバンドを組んでいる!という若い職人さんもおり、楽器作りに誇りと情熱をもって取り組む様子が感じられました。
恵那楽器(株)の販売部門、
(株)サウンド エナでは、オリジナルのマンドリンをWEB上で買うことができます。
手にとって、癒しの音色を奏でてみて。